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桔梗ヶ原
ワインバレー長野県のワインづくり発祥の地として知られるのが、この桔梗ヶ原です。 松本盆地の南端に位置する標高700~800メートルの高地で、日照量は全国トップクラス。 日本でもっともブドウ栽培に適した土地の一つといわれています。 メルロー・シャルドネなど国際品種の名産地として名高いほか、コンコード・ナイアガラなども多数栽培。 バスでワイナリーを巡ることができる「塩尻ワイナリーフェスタ」をはじめ、ワインツーリズムの名所としても人気があります。
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千曲川ワインバレー
千曲川上流に位置する佐久市から、下流の中野市周辺を含んだエリアです。 シャトー・メルシャンをはじめとする大手ワイナリーに加えて、最近は小規模な個人ワイナリーの設立も増えており、近年注目の地域といえるでしょう。 日照時間の長さと雨量の少なさ、そして水はけの良い土壌がブドウ栽培に非常に適しており、数多くのワインが高い評価を得ています。 とくに東御市は「東御市ワインフェスタ」を開催するなど、大きな盛り上がりを見せています。
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日本アルプス
ワインバレー松本市から安曇野市周辺に広がる日本アルプスワインバレーは、古くから生食用ブドウの産地として有名でした。 現在もナイアガラ・コンコード・デラウェア・巨峰などの生食用ブドウによるワインが多いですが、近年では欧州系の国際品種の栽培にも力を入れるワイナリーが増えています。今後のさらなる躍進が非常に楽しみなエリアです。
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天竜川
ワインバレー天竜川の両岸に広がる「伊那盆地」周辺のワイン産地です。山麓に位置するため、冷涼な気候が特徴。まだワイン用のブドウ園は少ないものの、今後のさらなる盛り上がりが期待されるエリアです。元々はリンゴや梨の生産地として有名だったこともあり、最近はシードルの生産地としても注目を集めています。
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八ヶ岳西麓
ワインバレー2023年、5番目のエリアとして新しく加わったのが「八ヶ岳西麓ワインバレー」です。長野県内の栽培地の中でもっとも標高が高く、冷涼な気候が特徴。とくにピノ・ノワールやピノ・グリなど「冷涼地での栽培に適した品種」の産地として期待されており、今後ますます目が離せないエリアです。
ワインバレー構想
2013年、長野県は「信州ワインバレー構想」を発表しました。それ以来、県内の主要ワイン産地を明確に分類し、各エリアの生産者育成・PR支援などに取り組む計画が進められてきました。
こちらのページでは、5つのワインバレーそれぞれの特徴についてご紹介します。